【カクテルアワード2021特集Vol.1】大阪府「Bar 7th」「alcobareno」オーナーバーテンダー・鮎川さんが「優秀賞」を受賞しました!
11月9日、今年で27回目を迎える日本最大のカクテルコンペティション「サントリー ザ・カクテルアワード2021」の最終選考会が開催され大阪府の「Bar 7th」と「alcobareno(アルコバレーノ)」のオーナーバーテンダーである鮎川正徳さんの作品「わ・を・ん」が、「優秀賞」を獲得しました!今回は、「サントリー ザ・カクテルアワード」や今回の受賞作品「わ・を・ん」について鮎川さんにインタビューした内容をご紹介します。
■「サントリー ザ・カクテルアワード」とはサントリーでは、1931年に日本で初めてカクテルコンクールを開催するなど、洋酒文化の発展を目指す取り組みをしてきました。「サントリー ザ・カクテルアワード」の前身となる「ザ・カクテルコンペティション」を1994年に開催以来、バーテンダーの技巧や創造性などを競い合うカクテルのコンペティションを毎年開催しています。昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催が見送られた「サントリー ザ・カクテルアワード」。
今年は、より多くのバーテンダーの方にとって魅力的な大会となるように、従来東京のみで実施していた2ndステージを廃止し、新たに全国8エリアでのセミファイナルを新設しました。さらに、部門制からテーマ制に変更し、今だからこそ届けたいカクテルを募集することとなりました。今回の募集テーマは「人と人との心をつなぐ一杯」。
※写真左が「優秀賞」鮎川さん
2021年、見事「優秀賞」に輝いたのが、大阪府「Bar 7th」と「alcobareno」の2店舗を経営するオーナーバーテンダー鮎川さんの作品「わ・を・ん」です!
座右の銘は「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ(byスヌーピー)」です。まさに座右の銘を体現するように、「サントリー ザ・カクテルアワード2021」で定められた条件の中で、見事「優秀賞」を受賞されました!
ここで、鮎川さんの経営する「Bar7th」と「alcobareno」についてご紹介します。
■大人の隠れ家のような「Bar 7th(バーセブンス)」赤レンガ造りの洒落た雰囲気を醸し出す外観のカクテルバー「Bar 7th」。扉を開ければ、淡いオレンジ色の光が灯り、ゆったり音楽が流れ温かみのある落ち着いた雰囲気に包み込まれます。贅沢に一枚の木でつくったカウンターは、存在感を主張しながらも空気に溶け込み、独特の空間を演出♪
<Bar 7th>
住所:大阪府大阪市阿倍野区松崎町 3丁目17-13
営業時間:19:00~翌2:00(L.O.翌1:30)
定休日:日曜日
電話番号:06-4399-7555
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
※各自治体の情報をご確認いただき、感染症対策にご配慮のうえご利用ください。
▼「Bar 7th」BAR-NAVI by suntory
■カクテルとワインやイタリアの銘酒のお店「alcobareno(アルコバレーノ)」各線天王寺駅から徒歩1分とアクセス抜群の立地にある「alcobareno」。昼から飲めるイタリア流のカクテルバーです。店名の由来は、1号店「Bar 7th」の7に関連する言葉をと思い、イタリア語で虹を意味する「arcobaleno」のrとlの位置を入れ替えた「alcobareno」と命名されました。オーセンティックバーとイタリアンバールが融合したオシャレな内装で、イタリア製の可愛いハイスツールでゆったりくつろげます。関西屈指の実力派バーテンダーでもある店主が手掛けるカクテルや、ワインやフードも充実しているので、カフェに来たような感覚でゆっくりと愉しむことができます。
<alcobareno>
住所:大阪府大阪市阿倍野区松崎町2-3-59 SSノース2階
営業時間:14:00~翌0:00(L.O.23:30)
定休日:無休 ※年末年始・臨時休業有り
電話番号:06-6690-7757
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
※各自治体の情報をご確認いただき、感染症対策にご配慮のうえご利用ください。
▼「alcobareno 」BAR-NAVI by suntory
「優秀賞」を受賞された鮎川さんに受賞カクテル「わ・を・ん」についてインタビューしてきましたのでご紹介します。
■鮎川さんの「優秀賞」受賞カクテル「わ・を・ん」今回の「サントリー ザ・カクテルアワード2021」の「優秀賞」は、鮎川さんがジャパニーズクラフトリキュール「奏Kanade〈抹茶〉」をベースにした「わ・を・ん」。創作意図について、鮎川さんは、「日本独自の文字ひらがな。その最後の三文字『わ・を・ん』は「これ以上ない」「最上」を意味します。茶室に聞こえる、ししおどしの「和の音」。抹茶リキュール「奏Kanade〈抹茶〉」をベースに茶道の精神である一期一会、人と人との出会いが織りなす「和音」をグラスに表現いたしました。和の心を世界に届けるカクテル。ジャパニーズクラフトリキュールが奏でる「最上の和音」をお楽しみいただきたいと思います。」と語っていただきました。
また、「温めていたネーミングだったこともあり、カクテルのイメージやデコレーションはすぐに決まりました。「奏Kanade〈抹茶〉」の味わいや香りを前面に出すことに苦心しました。
最初はジャパニーズクラフトジン「ROKU」やジャパニーズクラウトウオッカ「HAKU(白)」をベースに考えていたのですが、それだと抹茶の味わいがもの足りない...。試行錯誤の末、「奏Kanade〈抹茶〉」をベースに、「HAKU(白)」でアルコール度数を補うレシピに辿り着きました。度数も高すぎず、低すぎず、多くの方に楽しんで頂けるカクテルが出来上がったと思います。」とのことでした。
最後に鮎川さんにバーテンダーとしての想いをお聴きしました。
「私たちバーテンダーはお酒を生み出す事は出来ません。メーカー様がつくられたお酒を、ご来店のお客様へ最適な状態で提供する。今回のカクテルアワードのテーマである、「人と人との心をつなぐ」ことこそを、これからも大切にしたいと考えております。」
鮎川さんの、ひとつひとつのカクテルに込める想いやお客様への配慮に感動しますね。
近畿エリアにお立ち寄りの際は、ぜひ鮎川さんのつくるオリジナルカクテルを堪能しに「Bar 7th」や「alcobareno」にも足を運んでみてくださいね。
また現在、「Bar7th」と「alcobareno」の両店舗で、カクテルアワード受賞記念として「カクテルフェア」を開催中です。詳細については、下記記事をご覧ください。
▼【カクテルアワード2021特集Vol.2】「Bar7th」・「alcobareno」のオーナーバーテンダー鮎川さんが「優秀賞」受賞!両店舗でカクテルアワード記念「カクテルフェア」開催中♪
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▼関連リンク
・「2021サントリー ザ・カクテルアワード」のサイト
・ジャパニーズクラフトリキュール「奏 Kanade」のサイト