お客様に自然の恵みをお届けする一方で、限られた資源を大切に使い、可能な限り自然に還すことが大切であると考えています。
サントリーグループは、地球環境そのものが大切な経営基盤と認識しています。
水使用量の削減に継続的に取り組んでいます。今後もさらなる挑戦を続けていきます。
国内生産27工場(~2021年は26工場)が対象
天然水南アルプス白州工場では、水のカスケード(多段階)利用により、製品1kℓを製造するために使う水の量の少なさで業界トップレベルを達成しています。
2010年4月に完成したサントリープロダクツ(株)天然水南アルプス白州工場では、水のカスケード(多段階)利用といった非常に高度な循環再利用により、限りある水資源を最大限有効に活用し、製品1kℓを製造するために使う水の量の少なさで業界トップレベルを達成しています。
製造工程で使用する水(地下水、河川・湖の水、雨水、上水、外部から供給されている水(再生水))を冷却水や洗浄水など5つのグレード(清浄度)に分類し、高いグレードが要求される用途から次のグレードでまかなえる用途へ段階的に再利用を図る技術です。
工場で使用した水は、清流の水質レベルまで無害化を行い、環境に影響のない水質であることを確かめた上で放流しています。
雨水を含めたすべての放流水は24時間自動監視されており、万が一異常を感知した場合には、緊急遮断弁が自動的に閉まり、放流をストップするシステムになっています。