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お気に入りを見つけよう!日本の鳥百科

ウズラシギ

全長 21cm
渡り区分 旅鳥
環境 農耕地
鳴き声

「渡り区分」の種類

夏鳥

春から夏にかけて日本に渡来し、秋に日本を離れ越冬地に移動する渡り鳥。主に日本より南方から渡来し、日本で繁殖(子育て)をする。

冬鳥

秋から冬にかけて日本に渡来し、春に日本を離れ、繁殖地に移動する渡り鳥。日本より北方で繁殖(子育て)し、日本で越冬をする。

留鳥

日本の中の同じ地域に一年中生息し、繁殖(子育て)をする。基本的には、夏鳥や冬鳥、漂鳥のように季節的な移動をしない鳥。

漂鳥

日本の中で季節的な移動をする鳥。標高の高いところや、緯度の高いところで繁殖(子育て)し、冬はより暖かい地域に移動し越冬する。

旅鳥

春秋の移動の途中に日本に立ち寄る鳥。主に日本より北方で繁殖(子育て)し、日本より南方で越冬する。

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「鳴き声」の種類

さえずり

主にオスが求愛や縄張りを守るために出す鳴き声。複雑で長いものや、単調な声を連続して発するものなど、鳴き方は種によってさまざま。春から夏にかけての繁殖期の間にだけ鳴くものが多い。

地鳴き

季節、オス・メス、年齢に関係なく、コミュニケーションや警戒などのために出す鳴き声。一般的に短い単音(「チッ」や「ジャッ」など)が多い。

ドラミング

主にオスが求愛や威嚇、縄張りを守るためなどに、鳴き声以外の方法で音を出す動作。キツツキ類が木の幹を連続的に叩いたり、キジやヤマドリが翼を震わせて大きな音を出す行動のこと。

クラッタリング

鳴くことができないコウノトリなどが、コミュニケーションのために、くちばしを激しく打ち鳴らす行為。一般的にオスが求愛や威嚇のために行うことが多い。ドラミングとは区別して呼ばれる。

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上田秀雄

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ウズラに似た羽色模様を持つ 小さなシギ

全長21cm。頭から背、翼の上面は赤褐色で、黒褐色の小斑がつながり、背はうろこ模様をしています。胸には小縦斑があり、腹は白色です。夏羽では、体上面・胸に赤褐色味が増し、脇・腹に斑点がいくつもあります。たたんだ翼は、尾の先端とほぼ同じ位置にあります。くちばしは頭一つ分程の長さがあり、黒っぽく見えます。脚は緑黄色。「プリー」と聞こえる声を出します。


アジア大陸最北部のツンドラ地帯で繁殖し、冬期には東南アジア、ニューギニア、オーストラリアなどに渡って越冬する大旅行鳥です。日本では秋・春に通過する旅鳥で、海岸の干潟、サンゴ礁の浅瀬にも立ち寄りますが、むしろ池沼畔、水田の刈跡などでよく見られています。単独でいることもありますが、同様の環境を生息地とする他のシギ・チドリ類と群をつくっていることが多いです。

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「ポポ、ポポ…」「キョキョキョキョ…」など

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監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
「日本の鳥百科」の写真コーナーは、サントリー「天然水の森」「愛鳥活動」の現場で撮影したものを中心に構成しています。
写真提供:(公財)日本鳥類保護連盟、野口好博、小山浩幸、柳澤紀夫、小宮輝之