• 日本の鳥百科
  • 愛鳥活動とは
  • 愛鳥活動ギャラリー
  • 今日からはじめるバードウォッチング
  • サントリー世界愛鳥基金
  • −未来への糸− Line of life Project
  • 閉じる

お気に入りを見つけよう!日本の鳥百科

サンショウクイ

全長 20cm
渡り区分 夏鳥
環境 市街・住宅地/森林
鳴き声

「渡り区分」の種類

夏鳥

春から夏にかけて日本に渡来し、秋に日本を離れ越冬地に移動する渡り鳥。主に日本より南方から渡来し、日本で繁殖(子育て)をする。

冬鳥

秋から冬にかけて日本に渡来し、春に日本を離れ、繁殖地に移動する渡り鳥。日本より北方で繁殖(子育て)し、日本で越冬をする。

留鳥

日本の中の同じ地域に一年中生息し、繁殖(子育て)をする。基本的には、夏鳥や冬鳥、漂鳥のように季節的な移動をしない鳥。

漂鳥

日本の中で季節的な移動をする鳥。標高の高いところや、緯度の高いところで繁殖(子育て)し、冬はより暖かい地域に移動し越冬する。

旅鳥

春秋の移動の途中に日本に立ち寄る鳥。主に日本より北方で繁殖(子育て)し、日本より南方で越冬する。

閉じる

「鳴き声」の種類

さえずり

主にオスが求愛や縄張りを守るために出す鳴き声。複雑で長いものや、単調な声を連続して発するものなど、鳴き方は種によってさまざま。春から夏にかけての繁殖期の間にだけ鳴くものが多い。

地鳴き

季節、オス・メス、年齢に関係なく、コミュニケーションや警戒などのために出す鳴き声。一般的に短い単音(「チッ」や「ジャッ」など)が多い。

ドラミング

主にオスが求愛や威嚇、縄張りを守るためなどに、鳴き声以外の方法で音を出す動作。キツツキ類が木の幹を連続的に叩いたり、キジやヤマドリが翼を震わせて大きな音を出す行動のこと。

クラッタリング

鳴くことができないコウノトリなどが、コミュニケーションのために、くちばしを激しく打ち鳴らす行為。一般的にオスが求愛や威嚇のために行うことが多い。ドラミングとは区別して呼ばれる。

閉じる

上田秀雄

※音を消したい場合は、もう一度タップしてください。
※スマートフォンの機種によっては音が聞こえにくい場合があります。

「ヒリヒリン ヒリヒリン」
山椒を食べたの?

全長20cm、翼を開くと28cm。頭から背は黒っぽい灰色で、腹側は白色。尾が長いのでほっそりして見えます。アジアの極東部で繁殖する夏鳥で、日本では本州から九州で繁殖し、冬には東南アジアに渡っています。主に昆虫類を食べています。「ヒリヒリン ヒリヒリン」と繰り返しさえずります。飛行中(渡り途中も)よくこの声を出しています。この声の「ききなし」では、山椒を喰ってぴりりと辛いと伝わっています。翼をはばたいては体に付けて止め、はばたいては止める飛び方をしますから、ヒヨドリ同様に波型を描いて飛びます。広葉樹のよく繁った林を好み、高い木の上の方にウメノキゴケなどを使って巣をつくります。
奄美諸島、沖縄諸島、八重山諸島には亜種リュウキュウサンショウクイが林にすんでいますが、顔や腹などが薄いネズミ色をしていますし、鳴き声も少し濁った感じがしています。この亜種リュウキュウサンショウクイの分布が北上の傾向にあって、熊本や鹿児島では冬にも見られるようになりました。

※当サイトの内容、テキスト、画像、音源等の無断転載・無断使用を禁止します。

鳥を探してみよう!

「日本の百科」の中に掲載されている特徴のあるが検索できます。

フリーワードで探そう!

特徴で探そう!

※項目を選択して「検索」ボタンをタップしてください。
(「大きさ」以外、複数選択可 )

※選択をクリアしたい場合は、もう一度タップしてください。

大きさ
特大
季節

[ 検索された鳥 ]

があるは詳細ページで鳴き声が聞けます。

該当する鳥が見つかりません

鳴き声で探そう!

※項目を選択して「検索」ボタンをタップしてください。
(複数選択可・未選択可)

※選択をクリアしたい場合は、もう一度タップしてください。

どんな鳴き声

「ギャギャ」「ジッジッ」「カァーカァー」など

「ポポ、ポポ…」「キョキョキョキョ…」など

「カッコウ」「ホーホケキョ」など

※鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
※音を消したい場合は、もう一度タップしてください。
※スマートフォンの機種によっては音が聞こえにくい場合があります。

[ 検索された鳥 ]

※詳細ページで鳴き声を聞くことが出来ます。

該当する鳥が見つかりません

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
「日本の鳥百科」の写真コーナーは、サントリー「天然水の森」「愛鳥活動」の現場で撮影したものを中心に構成しています。
写真提供:(公財)日本鳥類保護連盟、野口好博、小山浩幸、柳澤紀夫、小宮輝之