野鳥は環境にとても敏感。
もし、あなたの周りに鳥の姿がなかったら、
そこは鳥たちにとってすみにくい
環境であるということ。
最近、鳥の姿を見たのは
いつですか?
もし、たくさんの鳥たちが戻ってきてくれたなら私たち人間にとっても豊かな生活環境が取り戻せたということです。
『自然と共に生きる企業として。』
サントリーは、野鳥が「環境のバロメーター」であることに気づき、野鳥がすめる環境を守る活動を始めました。
野鳥は環境にとても敏感。
もし、あなたの周りに鳥の姿がなかったら、
そこは鳥たちにとってすみにくい
環境であるということ。
最近、鳥の姿を見たのは
いつですか?
もし、たくさんの鳥たちが戻ってきてくれたなら私たち人間にとっても豊かな生活環境が取り戻せたということです。
『自然と共に生きる企業として。』
サントリーは、野鳥が「環境のバロメーター」であることに気づき、野鳥がすめる環境を守る活動を始めました。
今日、鳥たちに起こる不幸は、明日、
人間の身に降りかかるかもしれない。
そして今日、鳥たちに起こる幸福は、
明日の人間を幸せにするかもしれない。
サントリーは、そんな想いでこの活動を
続けています。
野鳥を見つめ、環境を知る。
その気づきを通じて、鳥や人、
さらにはすべての生きものが豊かに暮らせ
るフィールドを未来に引き継ぐこと、
それが、
『サントリーの愛鳥活動』です。
自然界の生き物たちは、お互いに
「食べたり」「食べられたり」「守ったり」
「守られたり」しながら、
絶妙のバランスを保って生きています。
その関係を描いた図が
「生態系ピラミッド」です。
一番底辺には、すべての基盤である土壌と
土壌生物が位置しており、
その上には、生産者としての植物、
その植物を食べる動物と雑食動物、
そして、一番上には、純粋な肉食動物が
描かれています。
水辺のピラミッドの頂点であるコウノトリやツル、トキなどが生きていくためには、かつての日本の水田のような、生き物のにぎわいに満ちた水辺環境の復活が望まれます。
日本のピラミッドの頂点には、かつてはオオカミが君臨していましたが、オオカミを滅ぼしてしまった今は、ワシやタカなどの猛禽類が位置しています。
ピラミッドの頂点に位置する動物 —
例えばワシやタカが生きていくためには、
彼らの餌であるウサギなどの小動物や
小鳥たちが生きていけなければならず、
そのためには小動物や小鳥の餌が
豊富に育つことのできる環境が
必要になります。
つまり、頂点の動物を守るためには、
大きな生態系ピラミッド全体の生物多様性を
守っていかなければならないのです。
そして、そうした保護活動は、
きっと、私たち人間がすごしやすい、
バランスのとれた環境を守ることにも、
つながっていくはずです。
1973年 |
愛鳥キャンペーンスタート(5月) 野鳥のイラストを使った新聞広告第1回掲載(朝日広告賞受賞) 白州蒸溜所(山梨県)バードサンクチュアリ開園 |
---|---|
1979年 |
白州蒸溜所に日本鳥類保護連盟会長賞 サントリー愛鳥キャンペーンに米国ナショナル・オーデュポン協会から功労賞 |
1985年 |
国際科学技術博覧会(つくば)へ自然保護をテーマにサントリー館「鳥たちのいのち私たちの明日」出館 |
1987年 |
テレホンサービスで「野鳥の話と鳴き声」を提供 |
1988年 |
山階鳥類研究所記念展(広島県)に協賛出展 |
1989年 |
「サントリー世界愛鳥基金」企画・創設 「全国野鳥保護のつどい」記念展(埼玉県)に協賛出展 |
1990年 |
第1回 公益信託「サントリー世界愛鳥基金」助成金贈呈(以降継続) |
1991年 |
ペルシャ湾のトリを救う日本人ボランティア派遣のための「愛鳥チャリティ講演と映画の会」開催 |
1992年 |
第1回「愛鳥チャリティコンサート」に協賛(サントリーホール) キャンペーンビデオ「身近な鳥たち」が産業文化映像祭(経団連主催)で環境庁長官賞受賞 |
1993年 |
「よみがえれアホウドリ! 1,000羽」キャンペーン開始(サントリー愛鳥キャンペーン20周年記念として) |
1994年 |
アホウドリ保護を目的とした第1回「鳥島アホウドリクルーズ」に協賛 |
1999年 |
第5回 鳥島クルーズ協賛(アホウドリ1,000羽達成) |
2000年 |
視覚障害者のための日本初の「タッチカービング」に協賛 |
2001年 |
第1回ジャパンバードフェスティバル(千葉県我孫子市)に協力(以降継続) |
2002年 |
アホウドリを使った新聞広告で朝日広告賞受賞 「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンに協賛(以降継続) |
2003年 |
愛鳥キャンペーン30年記念「愛鳥の絵コンテスト」実施 愛鳥キャンペーンの新聞広告で準朝日広告賞受賞 |
2006年 |
公益信託「サントリー世界愛鳥基金」に「地域愛鳥活動助成」部門新設 |
2014年 |
公益信託「サントリー世界愛鳥基金」に「水辺の大型鳥類保護」部門新設 サントリー天然水の森にて「ワシ・タカ子育て支援プロジェクト」開始 |
2016年 |
コウノトリと暮らせる環境を取り戻すことを願い、子どもたちと鳥凧をあげるプロジェクト「-未来への糸- Line of life Project」が、「D&AD Awards 2016」でウッドペンシル、「2016年度ADC賞」でADC賞、「アジアデザイン賞(DFAA)2016」で金賞、「JAGDA賞 2017」ジェネラルグラフィック部門 受賞 |
2018年 |
「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」による連携事業に認定 |
2021年 |
世界最大の野鳥観察データベース「eBird」の日本語版「eBird Japan」に協賛 |
現在に至る
この広告は、公益財団法人日本鳥類
保護連盟のご指導のもと
1973年(昭和48年)5月の「愛鳥週間」
からスタートした「愛鳥キャンペーン」の
新聞広告です。1985年(昭和60年)
5月までの13年間、新聞各紙に
掲載されました。
イラストは、動物画家の薮内正幸氏に
全ページ担当していただきました。
【復刻するにあたり】
掲載時の時代、環境、思想、団体に基づいた
記事のため、現代の風潮に即さない
内容になっている事柄もありますが、
当時のままの形で掲載しております。
また掲載されているプレゼント、
その他物販等はすべて終了しておりますので
ご了承いただければと思います。
ご理解の上、ご覧いただけましたら
幸いです。
※閲覧しづらい場合は、パソコンでご覧ください。